薬剤師国家試験本番の会場や試験官のルール違いまとめ(開場時間、トイレ、座席変更、シャーペン、腕時計)

薬剤師国家試験では、机に置いてよい持ち物(鉛筆やシャーペン、ティッシュ)などある程度のルールが決まっています。

しかし、第102回薬剤師国家試験を共に受験した「Line勉強グループ」の皆さんと全国の受験会場の様子をシェアしていると、それぞれの開場時間、鉛筆やシャーペンの取り扱いなど違う点など、部屋によってルールに違いがあったようなのでまとめてみました。

基本的な会場での試験中や持ち物ルールまとめ

開場時間

基本的には、8時・8時10分に開場。開場時間がなく8時前からでも入れた場所もあり。会場によっては外でも待ち時間が発生することも考えて、試験会場に到着する時間を決めた方が良い。

トイレの状況

基本的には、混雑するものの少し待つ程度。仮設トイレが増設される場合もあり、国試会場を用意する時点で受験人数とトイレ数はある程度の調整がされていると考えられる。事前の下見で試験教室が少ない階など、空いてそうなトイレをピックアップすると良さそう。

座席の状態、クッション使用有無

使用はできる。状態は良くないと考え、1日目に座布団やクッションを持参して机の高さなどを判断すると良い。机も狭く、隣の人の影響で揺れる状態でも集中できるように日頃から訓練する必要あり。

時計の有無や腕時計の扱い

試験会場の教室には時計はないと考えておく。会場によって「机においてはダメで腕に付ける必要あり」と「机においても大丈夫」の2パターンがあった。

スマホ

受験番号書いた封筒に入れて、机の上におくように指示される。

鉛筆、鉛筆削り、シャーペンの扱い

会場によって違いが大きくある。1番厳しい場合は、鉛筆とシャーペンの2択のみで、シャーペンは1本だけ。キャップ、鉛筆削り、シャーペンの芯はすべて仕舞う必要あり。1番優しい場合は、併用ありで鉛筆削りなども出していて良い。

膝掛け、マスク、目薬、ティッシュの扱い

理由があれば使用可能。ただし試験会場によって、使う時に試験官を呼ぶ必要性の有無で違いあり。

答案へのマークした数字メモ

基本的に周りに見えるように数値書くのはカンニングとみなす。自分が確かめる範囲ならOK。注意された人はいなかった。

試験前に確認されること

膝掛け、クッション、マスク、目薬、ティッシュなどを裏表確認する。

基本のルールのまとめは以上です。以下は、全国の会場で当日の様子をメモしてもらったものを書き出しました。自分が受ける会場の様子をリアルに想像できれば、当日の緊張もほぐれるかなと思います。
薬剤師国家試験の当日持ち物チェックリスト
第102回薬剤師国家試験の試験会場について

関東・東京会場:立教大学の当日の様子

●開場時間
8時10分にならないと入れない。早く来ると、外の広場で寒い中待つことになる。すでに外には大勢の学生が待機しており、なだれ込むように入室する。
●トイレの状況
男子しか分からないが、各階にあり(大2・小2)。1階ロビーや2階休憩スペースにもあるため、そちらを使うとスムーズ。私は休憩時間には教室がない階のトイレを利用することで、待ち時間を最小限にした。
●座席の状態
薄いクッションが付いている。一応、初日に座布団を持っていったが、敷くと机の高さと合わないので使わなかった。前後左右とくっ付いているので、1人貧乏ゆすりすると揺れが伝わる。机は狭い。
●時計の有無
教室になし。初日に時計忘れた方がいて、愕然としていた。
●腕時計の扱い
机においてはダメ。腕に付ける必要あり。
●スマホ
受験番号書いた封筒に入れて、机の上におく
●鉛筆、シャーペンの扱い
鉛筆のみ or シャーペンのみの2択。鉛筆を持ってる人は必ず鉛筆を使用すること、シャープペンシルはしまえとのことでした。鉛筆削りは出してはダメ。さらに鉛筆のキャップ外すように追加の指令がくる。シャーペンの芯入れもダメ。また、シャープペンシルを使用する場合は一本のみ。
私は太めの針のシャーペンで模試などを受けて来たため、鉛筆は持っていたがシェーペン1本のみを出して受験しました。
●答案へのマークした数字メモ
周りに見えるように数値書くのはカンニングとみなす。とアナウンスあったが、ただし自分が確かめる範囲ならOK。注意された人はいなかった。
●試験前に確認
机の上のティッシュも確認される。膝掛けは毎回、表裏見せる。
●ひざ掛けなど防寒具、カイロ
ひざ掛けなどの防寒具はチェックされれば使用可能でしたが、カイロなどは試験に必要ないのでしまえと言われました。手が冷えるようなら、ポケットで暖めろと言われました。教室によってはティッシュも出すなと言われ、使いたい時は試験官を呼ぶよう言われたそうです。
【別の方から情報】
私が受験した教室は、座布団・膝掛けは体調が悪い人を除いて原則禁止と言われていました…。
他の教室で受験した友達にその話をすると、何も言われなかったとか、むしろチェックすらされなかったとか、教室によってもかなり違い、主監督の裁量次第のようです(゚ω゚)因みに、私は座布団を一度断られましたが、腰痛が酷いと訴え、使用を許可されました。

関東・東京会場:東京工科大学 蒲田キャンパス

●開場
両日とも8時10分から入れました。
●トイレ
各階にあります。女性の個室数は8つです。男性用は分かりません。どの時間帯も女性用トイレは混雑していて、列ができていました。
●座席の状態
部屋によって異なります。階段教室や、床に椅子が固定されたタイプがあります。
●時計の有無
教室にはありません。
●腕時計の扱い
机の上ではなく、腕にはめる。
●スマホ、タブレット
受験番号(5桁)を書いた茶封筒に入れ、机の上におきます
●鉛筆・シャーペンの扱い
鉛筆・シャーペンの併用可能。鉛筆削り、鉛筆のキャップ、シャー芯入れは仕舞うように指示されます。
●答案へのマークした数字メモ
大きくマークをつけてはいけないが、自身の記憶の為ならよい、とのこと。試験中に注意を受けている人もいませんでした。
●試験前に確認
毎回、膝掛けを確認。表裏をチェックします。ティッシュは使う時に申し出てから使います。

関東・東京会場:星薬科大学

●トイレ
数が多いため並んでも割とスムーズに進みます。多分5分も並んでいません(女性の個室数は12くらい)。
●時計
教室にあるため、携帯と一緒に受験番号を書いた封筒に入れます。使う人は腕にはめます。金属アレルギーで腕に腕時計をはめられない人が机上に置いて使用する事は可能ですが、試験前や試験中に何度も説明する様子が見受けられました(数人の監督官が見回る度)。
●鉛筆、シャーペン
何本出しても可。併用可。キャップ、鉛筆削り、シャー芯入れは仕舞うよう指示されます。
●その他
ティッシュは基本バッグに仕舞います。監督官の許可を得てから使用します。コートは私物と判断されるためバッグと同様椅子の下に置きます。
余談ですが、試験前に携帯の電源をOFF にしていたはずなのに鳴ってしまった人がいて、その人は不安なので試験が終わるまで監督官に預かってもらったそうです。
エアコンの風が当たるところの女の子が席移動させてもらっていた。

近畿・大阪会場:大阪工業大学

●開場
8時10分ごろに着きましたが問題なく入れました。半分くらいの人が席についていたので、8時前でも問題なく入れると思われます。
●トイレ
女子トイレのみですが、各階に5つずつありました。あとは仮設トイレがいくつか
●席の様子
試験室は4つ。1教室150人ずつくらい。3つ並んだ席の端に2人ずつ座る感じでした。イスにクッションはなく机は少し低めでした。横の人が消しゴムで消すとき机が少し揺れます。
●時計の有無
教室に時計なし。腕時計は机においても問題なさそうでした。
●スマホ
試験前に封筒に入れ、真ん中に置くよう指示されました。封筒には受験番号以外絶対に書かないように何度もアナウンスされました。
●コートやひざ掛け、ざぶとんなど
コートやショールなどを肩にかけるだけというのは認められませんでした。もし寒くてコートなど着たい場合は手を上げて試験官に申し出れば着て良い感じでした。
ひざ掛け、クッションなどは1日の初めに試験官に確認してもらい、許可をもらいました。目薬などは試験前に許可をもらい、試験中の使いたい時に手を上げて試験官の監視のもと使っていました。
●持ち込み許可物
えんぴつ、消しゴム、シャーペンのみ。えんぴつのキャップやシャーペンの芯ケースはダメでした。芯を出したい場合は何本か出してそのまま机の上に置くように言われました。
●試験前の本人確認
すべての試験前に行われ、マスクをしている人はマスクの内側を上にして置くように指示されました。
●問題用紙への書き込み
大きな書き込みはダメとのことでした。ただし、個人的な記憶のためのものは認めるとこのことでした。
●途中退室
トイレに行きたい場合、試験官の付き添いのもと行き、帰ってくることはできそうでした。答案が完成し途中退室の場合、答案と問題は回収され、問題返却希望の場合はその試験終了後すぐに試験官に申し出て返却してもらう。
●問題配布時間
結構ギリギリに配布してもらえたので、試験の15分前くらいまでは参考書など見ることができました。(1日目の1科目目は説明たくさんあったので30分くらい説明ありました)

東北・宮城県会場:卸町サンフェスタ

●開場
8時に開場。それより前だと外に並びます。地下鉄から徒歩7分のため、同じ地下鉄に乗って開場と同時に着く人が多数いた。
●トイレ
試験室は1階と4階で、1~4階のトイレが使用可だが、2.3階は個数が少なく、どのフロアも女子トイレは混んでいた。女子のみ外にも仮設トイレが5つ設置してあった。
●座席の状態
試験室が2つで、900人の部屋と400人の部屋がある。900人の部屋の情報しかないが、パイプ椅子に長机だった。一つの机に2人座る。
●時計の有無
元々が学校などではない会場のため、時計はない。腕時計必須。
●腕時計の扱い
特に指定は無く、机に置いても腕にしていても何も言われなかった。
●スマホ
電源を切り、受験番号のみを書いた封筒に入れて、折しろを閉じ、机の真ん中に置く。
●鉛筆、シャーペンの扱い
特に指定はない。ボールペンはしまうように言われていたが、シャープペンorキャップを外した鉛筆、どちらでもよい。鉛筆削りや替え芯のケースはしまうように言われていたかも。
●答案へのマークした数字メモ
大きな印や余白への回答の書き込みは不正行為とみなされることがあるとのアナウンスがあったが、個人の記憶のためのメモは構わない。それよりも回答用紙が後ろから見えるから身体の正面に置けとうるさく注意する監督員が1人だけいた。
●試験前に確認
鉛筆のキャップは外す、ひざかけは毎回表裏を見せる、通信機器は身に付けない、ティッシュは中身だけを机に置いて良い、マスクを外して裏面を上にして置き、監督員の確認が終わったら再度して良し。
●その他
試験中トイレに行きたくなったら手を挙げて監督員付き添いのもと行くことができる。その際友達に挨拶などをすると不正行為とみなされる。退室可能時間中も、トイレであれば一度出て戻ってくることは可能。
元々はホールのような施設なのでとにかく人が多くて広く、場所によっては寒い。体育館で使うガスストーブのような暖房のため、場所によっては音がうるさい。また、天井が軋むような音が時々響いていた。

コートやパーカーは袖を通して羽織るか椅子にかけろと言われるので、それらをひざ掛け代わりにしたり、肩にかけるだけという使い方はできませんでした。荷物は椅子の下に置けと言われますが、入り切らない場合は隣の人との間に置いておいても大丈夫です。

東海北陸・石川県会場:北陸大学

●開場
両日とも7時45分に到着したら、会場に入れました。教室にはもう何人かいました。試験会場は全部で5部屋。1部屋70〜110人程度でした。
●トイレ
各階にあります。主な受験生が受ける4階は男性女性ともに2箇所。女性は中には3つ。お昼は全く混みません。1階にもあって、そこは女性は8つ程個室があるという話でした。
石川の会場では、テスト中のトイレは同教室で同時に複数人いけないようでした。(つまり、1人ずつ)また、聞いた話ですがトイレはトイレ内に入ってくるのではなく廊下までしかついてこないようです。
●座席の状態
4階は4部屋。部屋によって全然違うようです。長机のところ、それぞれのところ…。個々に机があるところは椅子の下に籠があって、荷物入れにくいようでした。
●時計の有無
教室にありません。
●腕時計の扱い
机の上に置いてました。
●スマホ
受験番号書いた封筒に入れて、机の上におきました。
●鉛筆、シャーペンの扱い
私は鉛筆もシャーペンも鉛筆削りも置いてました。鉛筆のキャップは外せとのことでした。
●答案へのマークした数字メモ
周りに見えるように数値書くのはカンニングとみなす。とアナウンスあったが、ただし自分が確かめる範囲ならOK。注意された人はいなかった。
●試験前に確認
毎回、ティッシュ、膝掛けを確認してました。しかし結構雑に確認してる印象を受けましたw。クッションも確認してたらしいです。

東海北陸・愛知県会場:名城大学天白キャンパス

●時計
時計は壁掛けの時計がひとつありました。
●トイレ
トイレは基本的に監督員に言えばいかせてくれます。注意事項の説明の時は緊急時のみしか受け付けないようです。
●鉛筆、シャープペンの扱い
鉛筆、シャープペンの扱いについて、どちらもおいてもよいそうです。(鉛筆用キャップは外しておくこと。)
●座席
座席は床に固定されているタイプです。荷物やコートなどは椅子の下に入れるようにするようにすること。
●その他
答案は必ず体の正面におくこと。基本的に注意されたら指示に従うこと。一言を謝ってことで誠意を見せることです。
途中退出の場合は問題用紙に受験番号と名前を記載すること。その場合はもっていくことはできない。試験終了後に速やかに監督員に申し出ないと受け取れないようです。(試験本部や厚労省では返却しないとのことです。)(要するに最後まであきらめないで受けることです。)

東海北陸・愛知県会場:名城大学天白キャンパス

●開場
自分は会場入りが遅くて8時40分頃入ったので、いつから入れたのかはちょっと分からず。
●トイレ
各階にあり。1階のみ2箇所。男性用は(大3・小4or5)。毎回終わるとすぐに列ができますが、男性の方は比較的スムーズ。女性の方はかなり長蛇の列が出来ていて、参考書を眺めつつ並んでいました。
●座席の状態
椅子は木製で固めです。友人は座布団を敷いたところ、腰が疲れなくて良かったとのこと。前後の席との間隔は狭く、カンニング防止のために解答用紙をを常に真ん中に置くようにと指導。
●時計の有無
教室にはありません。皆、腕時計を机の上においていました。
●腕時計の扱い
机の上に置いても、指導は特になし。
●スマホ
あらかじめ置いてあった封筒に受験番号を書かせて、中に入れて机の上に置くよう指導。
●鉛筆、シャーペンの扱い
どちらでも可。鉛筆のキャップは外す。本数は指導なし。自分は鉛筆削りも置いていました。ボールペンについては登録された本籍地等の確認の際に出すように言われ、確認が終わるとすぐにしまうように言われました。
●答案へのマークした数字メモ
特に指導なし。
●試験前に確認
机の上に袋から出したティッシュを置きましたが、確認・指導はなし。マスクをしている人は、毎回取って中身が試験官に見えるように置かせ、本人確認。膝掛けは毎回、表裏を見せて確認。
●その他
思ったより会場が広く(1部屋300名程収容)、1日目はちょっと薄着だったためか寒かったです。(反省して2日目は多めに着て行きました。)友人談から、座布団とひざ掛けがあった方がよかったかなと思いました。
トイレについては他の会場同様、手を挙げ、監督員の付き添いの元で。リュックや上着などの荷物は椅子の下に、入りきらない場合は通路に。しかし2日目はキャリーバックをもって来る人が多かったためか、通路には置かず、部屋の隅の方に置くように指導が入りました。
結構会場に参考書等を持って行ったものの、思っていた以上に見返す時間は少なかったです。予想はしていましたが、試験前の毎回20分ぐらい同じ説明を聞きながらの待つ時間は苦痛でした・・・w

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