心から飛ぶ即戦力で、感動の脳内決戦
心から :心筋梗塞
飛ぶ :血栓飛んできて
即戦力で:脳塞栓
感動の :幹動脈
脳内 :脳内の
決戦 :脳血栓
脳塞栓は、不整脈や心筋梗塞などにより生じた血栓が飛んできて内頚動脈につまること。脳血栓は、脳内の主幹動脈の動脈硬化。
4.5時間で突破せよ
脳梗塞の超急性期発症後「4.5時間以内」なら「t-PA」による血栓溶解を行う。
高速の シットスピンより 無理がある
高速の :脳梗塞診断
シットスピンより:CT
無理がある :MRI
脳梗塞の診断では、CTよりMRIのほうが感度が高い。国試の過去問でCTCTと出てきたが、ことごとく×。
チアリーダーをあと少しで拘束できず
チアリーダー:一過性脳虚血発作(TIA)
あと少しで :片麻痺や失語症などが発現
拘束できず :脳梗塞に至らなかったもの
一過性脳虚血発作(TIA)とは、脳虚血により片麻痺や失語症などが発現したが、脳梗塞に至らなかったものをいう。
脳梗塞に関する演習問題
脳梗塞について、正しい記述はどれか。1つ選べ。
① 脳血栓症は、不整脈や心筋梗塞に合併することが多い。
② 脳塞栓症は、細い穿通枝動脈の閉塞により起こる。
③ 血栓溶解薬は使われない。
④ 脳梗塞の診断ではMRIがCTより感度が高い。
⑤ 一過性脳虚血発作では、失語症は現れない。
解説、答え
○答え○
④ 脳梗塞の診断ではMRIがCTより感度が高い。
以下のとおりに訂正できる。
① 脳塞栓症は、不整脈や心筋梗塞に合併することが多い。
② ラクナ梗塞は、細い穿通枝動脈の閉塞により起こる。
③ 血栓溶解薬は超急性期に用いられる。
④ 脳梗塞の診断ではMRIがCTより感度が高い。
⑤ 一過性脳虚血発作では、失語症は現れる。
脳梗塞の関連ゴロ
ラクナ梗塞の発生原因のゴロ、覚え方
血栓溶解薬のゴロ、覚え方
チクロピジンの副作用、手術前休薬期間、処方期間のゴロ、覚え方