【糖尿病治療薬】GLP-1受容体作動薬の解説まとめ
インクレチンは、膵臓からのインスリンの分泌を増やし、グルカゴンの分泌を減らす。インスリンは血糖値を下げ、グルカゴンは血糖値を上げるホルモンなので、インクレチンは総合的に考え血糖値を下げる。
インクレチンの作用は高血糖の時に限られ、血糖値を低下させるので、低血糖の心配は増えない。インクレチンの中にGLP-1というタイプがある。ただ、GLP-1はDPP-4という酵素によって体内ですぐ分解、不活化される。
なので、そこにDPP-4による分解を受けにくくしたGLP-1のアナログ製剤であるGLP-1受容体作動薬が作られた。
【GLP-1受容体作動薬】
一般名:リラグルチド(商:ビクトーザ皮下注)
一般名:エキセナチド(商:ビデュリオン皮下注、バイエッタ皮下注)
一般名:リキシセナチド(商:リキスミア皮下注)
3-15. GLP-1受容体作動薬【糖尿病3分間ラーニング】 – YouTube