ドパミン受容体作動薬のゴロ、覚え方

クリップゴリゴリペキペキ

「麦角アルカロイド」
クリップ:ブロモクリプチン
ゴリ  :ペルゴリド
ゴリ  :カベルゴリド
「非麦角アルカロイド」
ペキ  :タリペキソール
ペキ  :プラミペキソール

ドパミン受容体作動薬(刺激薬)の覚え方解説

パーキンソン病治療薬として用いられるドパミン作動薬の総称。
ブロモ「クリプ」チン、ペル「ゴリ」ド、カベル「ゴリ」ドは、麦角アルカロイドの仲間。 タリ「ペキ」ソール、プラミ「ペキ」ソールは、麦角アルカロイドではない。 いずれもドパミンD2親和性が高い。ペルゴリドにはD1作用もある。

少量投与で開始し、慎重に維持量まで増量する。また、投与を開始する場合はまず非麦角系薬を選択し、治療効果が不充分であったり忍容性に問題があるときのみ麦角系薬を使用する(麦角系は重篤な副作用を起こすため)

これらの薬剤を内服している人が急に内服を中止すると、悪性症候群などの重大な副作用を引き起こす危険があるので注意が必要である。

関連記事