エアーでササっと切りましょう
エ :エチルシステイン
アーで :アセチルシステイン
ササっと :ジスルフィド結合(-S-S-)
切りましょう:切断して痰の粘性を低下
※エチルシステイン、アセチルシステインは、ムコタンパクのジスルフィド結合(-S-S-)を切断して痰の粘性を低下する。
〜切るシステイン
切る :チル→ジスルフィド結合開裂
システイン:アセチルシステイン、メチルシステイン、エチルシステイン
※注意:カルボシステインは『切る』(”チル”)が無いので作用機序は喀痰中のシアル酸とフコースの構成比の正常化(気道粘液修復作用)
気道粘液溶解薬(去痰薬)の関連問題
呼吸器系に作用する薬物に関して、正しい記述の組み合わせはどれか2つ選べ。
1. L-カルボシステインは、喀痰中のシアル酸とフコースの構成比を正常化して、痰を喀出しやすくする。
2. チペピジンは、延髄の呼吸中枢興奮作用を示す非麻薬性鎮咳薬である。
3. L-エチルシステインは、ムコタンパク質のジスルフィド結合(-S-S-)を切断して低分子化し、喀痰の粘度を低下させる。
4. フドステインは、肺サーファクタントを分泌する杯細胞の形成を促進する。