糖類の還元性のゴロ、覚え方

ふつうはグイっと考えない

ふ  :フルクトース
つうは:2位
グ  :グルコース
イっと:1位
考えない:還元性を示さない

○解説○
フルクトースなら2位、グルコースなら1位が使われている場合、還元性を示さない。

スク水撮れても考えない

スク水 :スクロース
撮れても:トレハロース
考えない :還元性持たない

○解説○
スクロース、トレハロースは還元性を示さない

糖類の還元性の覚え方解説

カルボニル炭素がグリコシド結合に使われていない場合、還元性を示す。 この場合、糖は開裂して直鎖構造になり、アルデヒド基を持つことができる。 アルデヒド基が還元性を持つため、還元性を示すと言える。

カルボニル基を持つ炭素が使われている場合、α型とβ型の両方が存在する。 そのため、結合様式にαまたはβを表記しなければならない。 「還元性のない糖」は、いずれの糖にもαまたはβが表記されているといってよい。

つまり、それぞれの糖の還元性の有無は以下の通りである。
マルトース :○
トレハロース:×
セロビオース:○
スクロース :×
ラクトース :○

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