鎮咳薬、鎮咳作用の強弱、構造の違いのゴロ、覚え方

モジ子の出来の違いは席次第

モ :モルヒネ
ジ :ジヒドロコデイン
子 :コデイン
↑麻薬性ーーーーーー↓非麻薬性
の :ノスカピン
デキ:デキストロメトルファン
違い:チペピジン・グアイフェネシン
席 :鎮咳薬

鎮咳去痰(ちんぐあいきょたん)

ちん→チペピジン
ぐあい→グアイフェネシン
チペピジングアイフェネシンは、鎮咳作用に加えて、去痰作用も有する。気管支腺分泌亢進による。

鎮咳作用の強さの順

モルヒネ>ジヒドロコデイン>コデイン
>=デキストロメトルファン>ノスカピン

コデインとデキストロメトルファンは、同じくらいという文献の記載があるが、国家試験の過去問の記述から、一応デキストロメトルファンを下にする。

麻薬性鎮咳薬の構造活性相関

①「モルヒネ」を基準にして、3位のフェノール性水酸基をメチル化したものが、「コデイン」。鎮咳作用、鎮痛、呼吸抑制作用は、減弱する。
②「コデイン」の7〜8位の二重結合を水酸化し、結合を切ると、「ジヒドロコデイン」となる。鎮咳、鎮痛作用が増強する。

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