【糖尿病治療薬】αグルコシダーゼ阻害薬の解説まとめ
3-10. α-グルコシダーゼ阻害薬【糖尿病3分間ラーニング】 – YouTube
αグルコシダーゼ阻害薬は食前に服用することで、食後高血糖を改善する薬。作用パタンは速攻型インスリン分泌促進薬と似ている。しかし、作用の仕方が違う。
速攻型インスリン分泌促進薬は、インスリンの分泌を増やして高血糖を改善するのに対し、αグルコシダーゼ阻害薬は食事が消化されるスピードを抑えることで血糖値の上昇を抑えるように作用する。
糖質は小腸のαグルコシダーゼという酵素でブドウ糖などの糖類に分解され、体内に吸収される。このαグルコシダーゼを阻害する。なので、1日3回食事の直前に服用する。つまり、αグルコシダーゼ阻害薬は、食後高血糖をピンポイントで改善する。
αグルコシダーゼ阻害薬の副作用
便秘や下痢、おなかが張る、おならが増えるなど。低血糖についてはインスリンの分泌を増やす薬ではないので、ほとんど心配はいらない。