滝を間接的にチラ見している
滝を :タキフィラキシー
間接的に:間接作用
チラ見 :チラミン
※タキフィラキシーを生じる薬剤は、間接作用を有している。 薬物を短時間内に反復投与すると、シナプス前ニューロンに存在する化学物質の急速な消耗が生じ、シナプス伝達が低下する。この現象をタキフィラキシーという。
代表的なタキフィラキシーを起こす薬剤としてチラミン、エフェドリン、アンフェタミン、メタンフェタミン等がある。エフェドリン、dl-メチルエフェドリンはNAdの遊離を介する間接作用(α作用)にのみタキフィラキシーが認められる。
タキフィラキシーの演習問題
短期間の反復投与によりタキフィラキシーを生じる薬剤はどれか。
① ナファゾリン
② エフェドリン
③ ドブタミン
④ フェニレフリン
⑤ リトドリン
答え:②エフェドリン
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