ジノプロストとジノプロストンの違いのゴロ、覚え方

子宮収縮薬の中でプロスタグランジン製剤(PG製剤)である、「ジノプロストン」と「ジンプロスト」は名前が似ているため、引っ掛け問題として頻繁に出題されます。

そこで出来るだけ違い暗記できるように、覚え方を考えてみました。かなり無理矢理感がありますが、すみません。

『ジ』がつくものは~2

ジノプロストン(PGE2) ジノプロスト(PGF2α)

ジノプロストンは『ン』が多い分「F」より棒が一本多い「E」

ジノプロストンは、PGE2製剤。ジノプロストは、PGF2α製剤です。この○○受容体を刺激するか?で引っ掛けてきます。なので、この違いを覚えることが必要です。

なので、ジノプロストンは『ン』が多いことに注目し、
①「ン」が多い
②「F」より棒が一本多い「E」
と覚えましょう。

いいツートンでFAT(太ってる)を隠す

いいツー:PGE2製剤
トン  :ジノプロストン
FA     :PGF2α製剤
T    :ジノプロスト
を隠す

子宮収縮薬のPG製剤まとめ

・ジノプロストン
PGE2製剤
子宮筋の律動的収縮を起こす
妊娠子宮を収縮、非妊娠子宮を弛緩させる
(× 妊娠の有無に関わらず子宮収縮を引き起こす)
適応は、妊娠末期における陣痛誘発ならびに陣痛促進

・ジノプロスト
PGF2α製剤
子宮筋の律動的収縮を起こす
妊娠子宮、非妊娠子宮を共に収縮させる
適応は、妊娠末期における陣痛誘発ならびに陣痛促進

・ゲメプロスト
PGE1誘導体
適応は、妊娠中期における治療的流産

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