フェニトインのヒダントイン骨格と構造のゴロ、覚え方

フェニトインの構造は、名前のまんま

フェ:フェニル基(ベンゼン環)
ニ :2個

イン:ヒダントイン骨格
※フェニトインは、ベンゼン環(フェニル基)2個と、ヒダントイン骨格を持つ。

フェニトインに関する関連問題

問題:フェニトインに関する記述のうち正しいものはどれか?

1. 線形的な動態を示す

2. 主にCYP2C19で代謝される

3. 他の薬局の薬剤師に対して譲渡するときは、譲渡証と譲受証のやりとりをしなければならない

4. てんかん重積ではまずフェニトイン静注を行う

5. ヒダントイン骨格を1つ、ベンゼン環を2つもつ

解答、解説

答えを表示

答え:5

1. × フェニトインやゾニサミドは、非線形的な動態を示すため、TDMの対象。

2. × フェニトインは、CYP2C9で代謝される。CYP1A2とCYP2C9の医薬品のゴロを参照

3.  × フェニトインは劇薬であり、劇薬の譲渡には薬剤師免許の提示のみでよい。

4. × てんかん重積発作では、まずジアゼパム静注を行う。

5. ○上記のゴロ参照

 

【フェニトインの関連するゴロ】

フェニトインはTDM対象薬剤。他には?
TDM対象薬剤覚え方、まとめ

フェニトインは、何群の抗不整脈薬?
抗不整脈薬のまとめゴロ、覚え方

てんかん薬としてのフェニトインの適応は?
欠神発作だけ使えない抗てんかん薬のゴロ、覚え方

関連記事