旋光度測定法のゴロ、覚え方

「左」の一画目は、「-」

左旋性は、(-)であらわされる。
対して右旋性は、(+)である。
右の一画目は「ノ」であるため区別がつく。

バブルが崩壊不幸だな

ORDで短波長側に山(極大)、長波長側に谷(極小)が観測される:負のコットン効果。負のコットン効果は、CDでは1つの極小値が観測される

旋光度測定法の演習問題

旋光度測定法について、正しい記述はどれか。
① 左旋性は、(-)で表される。
② 光源としてタングステンランプが用いられる。
③ 旋光分散(ORD)スペクトルにおける正のコットン効果では、短波長側に山、長波長側に谷が観測される。
④ 円二色性(CD)スペクトルから、タンパク質の1次構造に関する情報が得られる。
⑤ 不斉炭素がなければ旋光性は観察されない。

解説、答え

答え:① 左旋性は、(-)で表される。
以下のように訂正できる。

① 左旋性は、(-)で表される。 構造式から決定される(R-, S-)とは関連がない
② 光源はナトリウムランプのD線である。そのため、可視光領域を利用しているといえる
③ 負のコットン効果では、短波長側に山、長波長側に谷が観測される。
④ 円二色性(CD)スペクトルから、タンパク質の2次構造に関する情報が得られる。
⑤ 不斉炭素がなくても旋光性を持つ化合物もある。例としてアレン誘導体がある。 また、不斉炭素を持っていてもメソ体ならば旋光性はない。

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