東京薬科大学の卒業試験対策(卒試)の相談や勉強方法などが、薬ゴロLine@にて特に多いことから、東京薬科大学の卒業生に話しを聞き、卒業までの流れと卒業試験(卒試)・アドバンス演習試験対策についてまとめました。
東京薬科大学の卒業までの流れについて
東京薬科大学の卒業試験は、「総合薬学演習試験」という名前で2回実施されます。また、薬剤師国家試験対策として9月より「アドバンス演習」という国試対策授業が行なわれる。
アドバンス演習試験は年度により変わるようだが、「物理・化学・生物・薬理・衛生」「薬剤・治療・法規・実務」の2つに分けて第1回と第2回に分けて演習を行なうとのこと。
【お知らせ:東京薬科大学の卒業までの過ごし方を限定公開】
薬ゴロが依頼し、東薬の先輩が書いた9月〜3月までの各月の過ごし方、2014年度(100回)、2015年度(101回)のアドバンス、卒業試験の再試人数など限定公開中。2年分で8000字のボリュームです。
希望の方は下記の薬ゴロLine@トークで、「東薬 学年 レポート希望」と送ってください。
http://line.me/ti/p/%40gih2658r
東京薬科大学の卒業延期者の人数について
薬剤師国家試験 | 出願者数(新卒) | 卒業延期者数 | 受験者数(新卒) | 合格率(新卒) |
第100回 | 447人 | 42人 | 405人 | 78.52% |
第101回 | 380人 | 36人 | 344人 | 91.86% |
※厚労省発表の薬剤師国家試験合格者資料から東京薬科大学を抜粋:100回、101回
厚生労働省発表の資料から、東京薬科大学の現役生(新卒)の卒業延期者は100回で42名、101回で36名と推測される。そのため、東京薬科大学では、学年の約1割が卒業試験により薬剤師国家試験を受験できないことになる。
また、調査を進めていくと出願者数に疑問が出てきた。なぜなら、CBT同学年の合格者数(現役6年生)+前年度の卒業延期生(卒延6年生)が上記の厚労省出典の出願数に見合わないからだ。出願者数の調整も行なわれていると推測する。
だが、これは9月卒業(秋卒業)者の人数を新卒者に入れているのか?など不明であるため、あくまでも推測の域を出ない。それに大学の裏の方針なので追求してもしょうがない。
アドバンス演習試験の再試不合格者から救済は0名
卒業生のインタビューから、2015年度(101回)の各試験の再試験者数をまとめたところ、1つ大きなポイントを見つけた。それは、アドバンス演習試験の再試験に不合格になると、「第1回総合薬学演習試験(卒業試験)にて65%以上得点する」ことで、特例的に救済措置として卒業試験の受験に復活することができる。
しかし、直近2年間でこの救済措置で適応できた学生は0名であるという。なぜなら、アドバンス演習試験に1発合格した学生でも、第1回総合薬学演習試験(卒業試験)は難易度が高く、65%に届かない人が続出するからだそうだ。これは厳しい。
そのため、基礎系の科目が連なるアドバンス演習試験にて、確実に合格することが必要になる。病気や家庭の事情など、個人個人で環境は違うが、この試験の前だけは何としてでも合格しよう。
東京薬科大学の卒業までの過ごし方を限定公開
薬ゴロが依頼し、東薬の先輩が書いた9月〜3月までの各月の過ごし方、2014年度(100回)、2015年度(101回)のアドバンス、卒業試験の再試人数など限定公開中。2年分で8000字のボリュームです。2015年度の卒業試験の各試験の合格率などの表や、それそれの時期の勉強法などを記載しています。
希望の方は下記の薬ゴロLine@トークで、「東薬 学年 レポート希望」と送ってください。
http://line.me/ti/p/%40gih2658r