模試190点から合格!直前期の勉強法と不安を解消過ごし方(薬剤師国家試験)

薬剤師国家試験の直前期である1月、2月。薬ゼミ統一模試Ⅲも終わり、自分の点数から合格点225点までどうやって伸ばせば良いのか?当日までの勉強法や生活に悩んでいる人も多いと思います。

そこで薬ゼミ統一模試3が191点から国試本番233点で合格した私の具体的に実践した直前期の勉強・生活法をまとめました。これまでの勉強法や得意・苦手分野によって人それぞれですが、取り入れられる部分を活用して合格まで進んで貰えたら嬉しいです。

直前期(2月)の勉強法5つ

これから実践した5つの勉強法について簡単に解説したいと思います。

隙間時間を30秒でも知識復習に埋める

誰でもできる方法だと思うのが、数秒でも「隙間時間」を生かして知識の復習に当てることです。例えば上のインスタ画像の受験生のように壁に付箋を張って、机に向かって勉強している時の集中が切れた時に眺めたり、あくびやストレッチしながらでも復習しました。
自分の部屋の画像が残っていないのですが、私は壁に貼れるホワイトボードを使っていました。

他にも「歩いている時に”耳”を使い録音した暗記文を流す」「トイレに入ったら壁に貼った1問解くまで出られない」など生活の中にある動作に付随して勉強するツールを用意していました。本当に10秒あれば解ける1問の積み重ねが、本番に響いてきます。

得点率80%をみんながとる暗記科目に選択集中

直前期の実践した勉強法に「選択と集中」があります。1ヶ月で得点を伸ばすには、9科目の勉強比率を同じにすると効率が悪いです。特に過去の国試を分析すると、みんなが得点率80%を取る「薬理」「法規」を落とすとかなり厳しい戦いになります。

私の場合は模試の結果からみんなが取れているこの2科目が平均より低いことを分析し、効率的に得点を上げる科目に集中しました。他に実務は問題数が多いため、得点を稼げるので上記の2科目と同じくらい時間をかけました。

必須科目レベルを勉強して「必須」と「実践」を押し上げる

意外とみんながしていない勉強は必須問題をやり切る、ということです。一般や実践問題を解いていれば必須も上がる、と考えているかもしれませんが、個人的には必須問題をひたすら解いて、必須と実践の正答率60%以上を落とさないことが重要だと思います。

特に私は必須問題で時間が足りなくなるなど、課題があったので時間配分のやり方、物化生は後から解くなど「解き方」にも自分のルールを作り取り組んでいました。

本番の時間を意識し、必須1問30秒・一般1問2分で解く

直前期は時間がありません。今まではゆっくり考えても「問題が解ければ」OKでしたが、今は「時間内に」問題を解くことが求められます。必須なら1問1分以内に答えが出せなければ、どんなに良い方法で解いてもアウトなのです。

そこで見直し時間を加味し、必須1問30秒・一般1問2分で解けなければ次の問題or答えを見る。という方法で勉強しました。

模試の復習はしない

これは結構踏み切ったと思いますが、統一3の復習は一切しませんでした。得点が190点の時点で「基本的な問題」がまだ出来ていないと判断し、6年制の過去問の方に時間を使うことを決断しました。模試はヤマも考えているので、ある程度点数がある人は復習した方が良いと思いますが、私は新しい問題には手を付けず今までの解いて来た問題を再度確認することに費やしました。

国試当日への不安・ストレスを和らげるために実践した方法3つ

勉強法は良く聞きますが、少し変わった視点で私が実践したことを紹介します。

国試本番に持っていく参考書、持ち物を決める

名称未設定

これは早めに考えておいた方が良いです。国試当日の2日間は極度のストレスと体力を消耗します。私は出来るだけ「何を見ようか?」と考えるのを割けるため、「この休憩時間にはこれをみる」というのを決めていました。

そして、最終的には「付箋まとめノート」と薬ゼミの直前まとめプリントのみを鞄に入れて持っていきました。青本9冊をスーツケースに入れて持っていく方が安心して実力が出せる。というのであれば良いですが、全てを持っていけないので今のうちから考えておくことをおすすめします。

国試本番3日間の食事を決める

これはいかに本番で実力をそのまま発揮できるか?ということを考えた準備です。前日の夜に何を食べ、当日の朝や昼に何を食べると自分は集中して問題に向かえるのか?眠くならないのか?などを日々の勉強生活で実践しながら決めました。

例えば、私の場合は昼の休憩時間におにぎり1つとヨーグルトを食べ、午後の休憩時間におにぎり1つとチョコレート。というのがお腹が一杯にならず1番集中できるメニューでした。友人は低GI食品が眠くならないと考え、ソイジョイなど食べると決めていた人もいました。

気持ちを盛り上げる音楽、落ち着かせる音楽を作る

直前期はどうしても精神的に不安定になります。そのため気持ちを盛り上げて勉強したい時や、試験開始直前に気持ちを落ち着かせる曲を自分で決めてスマホで聴けるようにしていました。

自分に自信を取り戻す曲(阿部真央 Believe in yourself )

歌詞が大好きすぎて、国試会場に行く道で聴いて泣きそうになりました。

やれるだけやり切ったかなんて自分しか分からない
だから自分に嘘つくな 自分にはズルするな

誰かと自分を比べるよりも
己を誇れる人になりたい
自分を投げ出さず生きた今日を
褒め続けられる日々を送ろう

君にしか分からなくたって楽な道は選ぶな
最後に報われるのは逃げずに居た君自身だから

バカにされる事はあってもバカにだけはしない事
いつの日も慎ましくあれ 気高く命燃やせ

結果ばかりに目を向けるよりも
歩んだ道のりを見つめてたい
自分を諦めず生きた日々を
悔いなく終わる命でありたい

思い通りにならない日も無駄にだけはしないで
大事なのは君が君を最後に認めてやれるかだ

休んだっていいさ また前を向けるなら
確かな一歩を踏みしめて行こう 君が掴むのさ

君にしか分からなくたって楽な道は選ぶな
最後に報われるのは逃げずに居た君自身だから

試験直前に聴いて落ち着かせた曲(Libera リベラ Far away 彼方の光)

自分を信じて乗り切り合格を勝ち取ろう

たくさんのことを書いてきましたが、「自分のやってきたことを信じ抜くこと」が1番大切だと思います。試験の終了の合図まで、無我夢中でやり切る1ヶ月にしてみてください。皆さんのことを応援しています。

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