第104回薬剤師国家試験の解答速報(予備校比較・廃問予測)

第104回薬剤師国家試験を受験された方、お疲れさまでした。各予備校が、解答速報や自己採点システムを公開していますが、学生が気になるのは、廃問や解答速報が合っているかどうか?ということですね。

そこで薬ゴロでは、各予備校の解答速報を比較してまとめてみました。(2019年2月24日の情報を元に作成しています)

●国試後におすすめ記事●
第104回薬剤師国家試験の合格率は72%前後か!?難易度は簡単になり102回レベル予想
参考書や教科書が引っ越し代に!?断捨離には専門買取店がおすすめ

薬剤師国家試験(第104回)解答速報、予備校リンク集:必須問題、一般理論問題

・薬ゼミ:第104回薬剤師国家試験解答速報1日目
・メディセレ:第104回薬剤師国家試験解答速報1日目
・ファーマプロダクト:第104回薬剤師国家試験解答速報1日目
・REC:第104回薬剤師国家試験解答速報1日目

薬剤師国家試験(第104回)解答速報、予備校リンク集:2日目実践問題

・薬ゼミ:第104回薬剤師国家試験解答速報2日目
・メディセレ:第104回薬剤師国家試験解答速報2日目
・ファーマプロダクト:第104回薬剤師国家試験解答速報2日目
・REC:第104回薬剤師国家試験解答速報2日目

大手3社の予備校で解答で注釈があった問題(廃問予測)

薬ゼミ:問90,113, 160, 190, 197, 207, 258, 334
メディセレ: 問92, 113, 160, 190,197
ファーマプロダクト:問90, 113, 160, 190

薬ゼミ注釈あり問題

問90:問題文のクレアチニンキナーゼは、正しくはクレアチンキナーゼである。

問113:選択肢3、リボース1-リン酸は、ホスホリボムターゼによりリボース5-リン酸を経て、ホスホリボシルピロリン酸となり、再利用されるため、「正」となる可能性がある。

問160:選択肢1、コレスチミドは、間接的に肝におけるコレステロールから胆汁酸への異化を亢進するため、コレステロールから胆汁への異化排泄は促進すると考えられるため、「正」となる可能性がある。

問190:選択肢1、診断時期や患者の状況によっては、「正」となる可能性がある。

問197:選択肢4、EMIT法は、酵素標識されている抗体(抗原)が抗原(抗体)と結合する際に標識酵素の活性が変化することを利用する。 設問のように抗原-抗体複合体が酵素と結合する反応を利用していないため、「誤」となる可能性がある。

問207:選択肢5、オキサリプラチンに配位している配位子Bは(1 R ,2 R )体のみであり、3つの立体異性体のうちの1つとはいえないため、「誤」となる可能性がある。

問258:選択肢4、ニボルマブによる甲状腺機能障害に伴い、間接的に下痢症状を呈する可能性があり、「正」となる可能性がある。

問334:選択肢3、栄養剤の成分としてワルファリンKと相互作用があるものが含まれる可能性があるため、「正」となる可能性がある。

2019年2月24日 21:20更新

メディセレ注釈あり問題

問92 選択肢1 フルオシノニドに関して、第十七改正 日本薬局方において確認試験の記載がないため、選択肢1は誤答となる可能性がある。

問113 選択肢3  リボース1-リン酸はリボース5-リン酸を経由してホスホリボシルピロリン酸となるため、サルベージ経路で利用されることがある。 したがって、選択肢3も正答となる可能性がある。

問160 選択肢1 コレスチミドは、間接的にコレステロールから胆汁酸への異化を促進し、血中LDLコレステロール量を低下させるため、選択肢1も正答となる可能性がある。

問190 複数の選択肢が正答となる可能性がある。

問197 選択肢4 EMIT法では、酵素標識した抗原が抗体と結合すると酵素の活性が変化することを利用している。
抗原-抗体複合体が酵素と結合すると酵素の活性が変化することを利用していないため、選択肢4は誤答となる可能性がある。

薬剤師国家試験受験記アンケート募集中

薬剤師国家試験を受験された方に、毎年アンケートを行っています。今まで模試の推移情報や勉強法について、先輩の情報を皆さんに伝えられたのは、このアンケートに200名近い先輩が答えてくれたからです。

回答者には抽選でAmazonギフト券3000円分をプレゼントしますので、卒業旅行に行く前に後輩のために答えて頂けませんか?

第104回薬剤師国家試験受験アンケート

国家試験後に参考書の整理をしたい方は、こちらもおすすめです。
参考書や教科書が引っ越し代に!?断捨離には専門買取店がおすすめ

 

 

 

 

 

関連記事