厚生労働省は、平成29年2月25日及び26日に実施した、第102回薬剤師国家試験の合格者を発表しました。全体の合格率は71.58%、新卒者の合格率は85.06%、6年制既卒者の合格率は50.83%となった。廃問は4問。問288、310、317、326だった。
相対評価の影響か?合格得点率が63.6%に変化
これまでの薬剤師国家試験で変わった大きな点として、合格得点率が65%から変化したことだ。
第102回薬剤師国家試験では、配点は1問2点(682点満点)、全問題の得点が434点以上を合格基準とした。合格得点率を換算してみると、63.6%となる。
第101回薬剤師国家試験では、配点は1問2点(686点満点)全問題の得点が446点以上を合格基準としていたので、合格得点率は65%だった。
この影響で、自己採点で不合格と判断していた人も合格している可能性がある。厚労省のホームページから確認をすることをおすすめします。
大学別の合格率など分析を今後もしてきたい
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